『アンナの空』出版記念朗読会
スティアン・ホーレをよろしく

スティアン・ホーレという絵本作家をごぞんじですか? 北欧ノルウェーで活動する彼は、人生で出会う不安や悲しみを繊細にすくい上げ、それをデジタルコラージュを用いた濃密な絵画世界で表現します。世界の絵本賞をいくつも獲得した『ガルマンの夏』をはじめ、作品は多くの言語に翻訳されてきましたが、日本での出版は昨年が最初。日本の読者のみなさんにはまだまだはじめましてのスティアンですので、この機会に多くの方に知ってほしいと朗読の会を開きます。ノルウェー語の響きもぜひ味わってください。訳者による熱いトークコーナーもあります!  スティアン・ホーレをどうぞよろしく。

2018年11月22日(木)  19時〜20時半

参加費 1,500 円(1ドリンク付)※要予約

出演:ビートリックス・ファイフ 飯森沙百合 小柳隆之

構成:西島明

会場:コミュニケーションギャラリー ふげん社 http://fugensha.jp


〒104-0045 東京都中央区築地 1-8-4 築地ガーデンビル 2F
TEL : 03-6264-3665 MAIL : info@fugensha.jp
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アクセス:
日比谷線「築地駅」 3 ・ 4 番出口より徒歩約5分
日比谷線「東銀座」 5 番出口より徒歩約5分
有楽町線「新富町駅」 1 番出口より徒歩約5分
美味しい博多水炊きのお店「新三浦ガーデン」のあるビルの 2F になります。

●ご予約について

下記電話番号・メールアドレスまでお名前・人数・お電話番号をご連絡ください。

03-6264-3665 event@fugensha.jp

アンナの空

[絵・文] スティアン・ホーレ
[訳] 小柳隆之

美しさと喜び。そして大人にならなければわからない悲しみ。独特のインパクトを持った描写だからこそ胸の奥まで届く言葉。子供の時に出会っておくべき大切な絵本。 ヤマザキマリ

ママのお葬式の日。すべてが痛みにみちた日。世界をさかさまにひっくり返したアンナは、空の底深くへパパをつれ出します。ノルウェーの作家スティアン・ホーレの絵本、第二弾。

定価=本体 2,000円+税
三元社/2018年7月31日/A4判/上製/カバー装/カラー/48ページ/ISBN978-4-88303-464-2
   

ガルマンの夏

[絵・文] スティアン・ホーレ
[訳] 小柳隆之

そうなんだよ!もう少しカワイかった気がするけど、たしかにオレも昔はガルマンだった。まぶしくてちょっと痛い、夏の終わりってこうなんだよ! しりあがり寿

今日は夏休みの最後の日。 三人のおばさんたちが遊びに来ています。 あたりには秋の気配が漂ってきました。 ガルマンの歯はまだ一本も抜けていません。 夏の間、毎日、歯を触ってみました。 もう時間がありません。明日には学校が 始まります。ガルマンは不安です。

定価=本体 2,000円+税
三元社/2017年5月31日 / A4判/上製/カバー装/カラー/48ページ/ISBN978-4-88303-421-5

●作者紹介
スティアン・ホーレ(Stian Hole)
1969 年生まれ。ノルウェー、オスロ在住のイラストレーター、絵本作家。国立芸術デザイン大学にてヴィジュアル・アートの修士号取得。ノルウェーの絵本作家としては異例なことに、その作品は世界各国で翻訳出版され、ボローニャ国際児童図書展ラガッツィ賞ほかを受賞するなど高い評価を受けている。

●訳者紹介
小柳隆之 (こやなぎ・たかゆき)
千葉県出身。東京大学法学部卒業後、商社勤務を経て、現在、文化イベントプロデューサーとして「想像空間」を主宰。翻訳者・出版コーディネーター。

●出演者/スタッフ プロフィール  

ビートリックス・ファイフ(Beatrix Fife “Bix”)
イギリス系でイタリア育ちの父、イギリスに育ったノルウェー人の母のもとで幼年期をローマで過ごしたのち、パリ、オスロ、ニューヨーク、ブタペスト、ブリュッセル、ブゾンソンで絵画・演劇・音楽・心理言語学を学ぶ。2010年からは日本を拠点に、画家、ミュージシャンとして世界をまたにかけた作家活動を行っている。5ヶ国語の話者であり、現在、アンスティチュ フランセ東京、東京大学、早稲田大学で仏語非常勤講師を務める。日本語も堪能。

[ 絵画 ]web site http://www.beatrixfife.com/index.html
[ Bix&Marki ]web site https://www.makbx.com/index.html

   
飯森沙百合(いいもり・さゆり)
神奈川県出身。 2009年より東京のダンスカンパニー〈Co. 山田うん〉に参加。また国内外の振付家作品にダンサーとして参加。他にも、中川翔子ライヴツアーのバックダンサーや音楽家、画家とのコラボレーションなど多彩な活動を展開。近年はダンスユニット〈Atachitachi〉を結成し、作品発表も行なっている。


© Hideto Maezawa

西島明(にしじま・あきら)
本能中枢劇団の作・演出。早稲田大学在学中から演劇活動を開始し、「物語ること」から自由になる演劇を目指す。日刊えんぶでネット連載していた小説「百年の味方」を書籍出版予定。
本能中枢劇団 http://honchu.net/index.htm

 

●株式会社三元社
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