[著者]ウルズラ・リヒター [訳者]中村昌子
13歳年下の男性と結婚したことから体験した、周囲のとまどいや中傷、拒絶……。それをきっかけに、著者は「女が男より年上のカップル」というテーマに取り組んだ。彼らの出会い、結婚、両親や友人たちとの実践。
定価=本体 1,942円+税 1995年4月20日/四六判並製/262頁/ISBN978-4-88303-027-9
[目次] はじめに 6 序論 9
第1章 なぜ、伝統的モデルを拒否するのか? 13 第2章 「女が男より年上」型カップルと社会 45 1 歴史的背景 46 2 望ましくない関係 67 第3章 年下の男との生活 111 1 不安な男 112 2 求婚の意味 118 3 人間的な出会い――どのようにして知り合うのか 125 4 両親、友人、知人への影響 131 5 外見と年齢意識 151 6 女の美の理想 171 7 「年上の」女と若いライバル 176 8 男の社会的名声 189 9 権力とヒエラルキーの「訂正」 199 10 パートナー関係における子供 209 第4章 自立した女たちと自由への決断 225 1 自由空間への欲求 226 2 年下の男との別れ 238 3 老年のカップル――将来の見通し 243 4 人口の推移による「結婚市場」アンバランス 252
謝辞 256 訳者あとがき 258