ことばと社会 3号
特集:単一言語支配

[編]『ことばと社会』編集委員会

 

定価=本体 2,200円+税
2000年6月25日/A5判並製/215頁/ISBN978-4-88303-068-2



[目次]

巻頭エッセイ
 フランス語との微妙な関係/二宮宏之 004


特集:単一言語支配
 ラスト・エンペラーズは何語で話していたか?――清末の「国語」問題と単一言語制/村田雄二郎 006
 「多言語社会」において「単一言語」が指向されるとき――インドの歴史経験は、何を語るのか?/藤井毅 032
 アフリカの言語問題――多言語状況と単一言語支配/砂野幸稔 057
 クレオール語の成立とその生き残りの条件/三浦信孝 081
 言語的正確さとアカデミーの役割/G.L.ギタルテ+R.T.キンテーロ[訳/大澤麻里子+原聖] 106
 ロシアの言語状況とその社会的背景
 ――ウラル諸語の場合/A.キュンナップ+T.セイレンタール+R.ターケペラ[訳/小森宏美] 127
 単一言語支配をかんがえるために――単行本を中心とした文献案内/ましこ・ひでのり 139

リレー連載 コンピュータと多言語B
 コンピュータ「弥生時代」における英語独占からネット多言語時代へ/横山晶一 151

連載報告 多言語社会ニッポン
 アイヌ語B/大野徹人 156
 琉球弧の言語B/原聖 159
 日本手話@/森壮也 162

〈多言語社会研究会〉報告
 アリアンス・フランセーズの植民地主義的起源について――保護領チュニジアとの関連から/西山教行 168
 民族的な言語行為のジレンマ――ロシア・ブリヤーチアにみえる多言語使用の諸相/渡邊日日 187

執筆者一覧 210
Mokuzi(Contents) 211
編集後記 213


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