ことばと社会 6号
特集:漢字文化圏の文字ナショナリズムA

[編]『ことばと社会』編集委員会

 

定価=本体 2,200円+税
2002年3月15日/A5判並製/192頁/ISBN978-4-88303-086-6

 



[目次]

巻頭エッセイ
 グローバル化時代の言語交流/村田雄二郎 004


特集:漢字文化圏の文字ナショナリズムA
 
香港における繁体字の標準字形/池田巧 006
 モンゴル語と漢字/佐藤喜之 037
 1938年ルビ問題再考/仲矢信介 060
 「ハングル」に敗れた朝鮮語綴字法――朴勝彬と朝鮮語学研究会をめぐる二、三のこと/三ツ井崇 077
 ラオス正書法改革に見る文字ナショナリズム
 ――王国政府とパテト・ラオの二つの体制下における知識人の議論から/矢野順子 106

リレー連載 コンピュータと多言語C
 インターネットの多言語社会学――国民国家超克の予兆、ユニコード多言語対応の現場報告/小林龍生 130

連載報告 多言語社会ニッポン
 アイヌ語 E/大野徹人 142
 琉球弧の言語 E うちなあぐちぬ散文ぬ創作ぬ試し〔うちなあぐちの散文そして創作の試み〕 /比嘉清 149
 朝鮮語=韓国語 D/藤井幸之助 163

〈多言語社会研究会〉報告
 ハワイ語の衰退と復権/松原好次 170

執筆者一覧 188
Mokuzi(Contents) 189


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