[目次]
はじめに 007
1章 仮面のレトリック 013
1 仮面のレトリック 014
2 暴露する顔 018
3 仮面という素顔 024
4 仮面のねじれ 029
5 人相学から寓話へ 032
6 溶けない顔 039
2章 イロニーの寓話 045
1 ジャンルの誕生 046
2 アポローグかファーブルか 049
3 浸透のための削除 057
4 イロニーの見せかけ 060
5 〈隠す〉レトリック 065
6 ミュトスとロゴスの間 069
7 イロニーの劇場 073
3章 エンブレムの残滓 081
1 イメージの翻訳 082
2 欠損による分類 086
3 エンブレム本のトポロジー 096
4 動物寓話の挿絵 104
4章 登場人物の名前 113
1 変身寓話の驚異と現実 114
2 閉じる物語・閉じない物語 117
3 物語の拘束 123
4 類型と名前 129
5 第三の類型 133
6 個の変身 136
7 結婚という変身 139
8 類型のコスチューム 143
5章 リアリティと陶酔 151
1 イメージのリアリティ 152
2 イメージの非現実的本質 155
3 不気味な眼 160
4 現れ出ようとする不気味なもの 165
5 驚異的なものから不気味なものへ 168
6 空想の拒否 175
7 近代の断片 179
8 二つの換喩 183
6章 ねじれた構造 187
1 嘘のレトリック 188
2 テーヌとラ・フォンテーヌ 190
3 酔わせる現実と醒ます現実 194
4 コッペリアの装置 201
5 アレゴリーからメトニミーへ 207
6 仕掛けとしての嘘 212
あとがき 220 |