[目次]
特集:社会言語学再考
多言語社会論の射程/原聖 004
日本の社会言語学──その歴史と研究領域/桜井隆 025
民族誌・文化・多言語社会──北米「言語人類学」に関するいまだごく予備的なメモランダム/名和克郎 041
マルチリンガリズム論と如何に向かい合うか
──「言語」人類学の説明の様式と論理に関する幾つかの省察/渡邊日日 068
言語の「文法」──多言語社会における社会言語学研究/佐野直子 094
言語における「自然」と「人為」──説明用語から分析対象へ/木村護郎クリストフ 120
グローバリゼーションと敬語研究/山下仁 136
言語と権力への視座──ピエール・ブルデューの言語研究とその応用をめぐって/定松文 159
「母語」と統計──旧ソ連・ロシアにおける「母語」調査の行方/渋谷謙次郎 175
「国語」とはなにか/安田敏朗 208
連載報告 多言語社会ニッポン
朝鮮語=韓国語 H
街で見かける朝鮮文字/
藤井幸之助 230
琉球弧の言語 H
『うちなあぐち賛歌』ぬ反響とぅうちなあぐちんかいぬ関心ぬ高まい
〔『うちなあぐち賛歌』の反響とうちなあぐちへの関心の高まり〕/比嘉 清 238
〈多言語社会研究会〉報告
少数言語復興の条件──ウェールズ(カムリー)の事例/コリン・ウィリアムズ[訳/松山明子] 246
執筆者一覧(掲載順) 257
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