ことばと社会 10号
特集:社会言語学再考

[編]『ことばと社会』編集委員会

 

定価=本体 2,300円+税
2007年6月30日
A5判並製/262頁/ISBN978-4-88303-187-0


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[目次]

特集:社会言語学再考
 多言語社会論の射程/原聖 004
 日本の社会言語学──その歴史と研究領域/桜井隆 025
 民族誌・文化・多言語社会──北米「言語人類学」に関するいまだごく予備的なメモランダム/名和克郎 041
 マルチリンガリズム論と如何に向かい合うか
  ──「言語」人類学の説明の様式と論理に関する幾つかの省察/渡邊日日 068
 言語の「文法」──多言語社会における社会言語学研究/佐野直子 094
 言語における「自然」と「人為」──説明用語から分析対象へ/木村護郎クリストフ 120
 グローバリゼーションと敬語研究/山下仁 136
 言語と権力への視座──ピエール・ブルデューの言語研究とその応用をめぐって/定松文 159
 「母語」と統計──旧ソ連・ロシアにおける「母語」調査の行方/渋谷謙次郎 175
 「国語」とはなにか/安田敏朗 208

連載報告 多言語社会ニッポン
 朝鮮語=韓国語 H
     街で見かける朝鮮文字/ 藤井幸之助 230
 琉球弧の言語 H
     『うちなあぐち賛歌』ぬ反響とぅうちなあぐちんかいぬ関心ぬ高まい
     〔『うちなあぐち賛歌』の反響とうちなあぐちへの関心の高まり〕/比嘉 清 238

〈多言語社会研究会〉報告
 少数言語復興の条件──ウェールズ(カムリー)の事例/コリン・ウィリアムズ[訳/松山明子] 246

執筆者一覧(掲載順) 257
Mokuzi(Contents) 258


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