[目次]
はじめに 11
1章 歴史と歴史叙述 17
1 独立まで 19
歴史叙述 34
2 独立の達成と喪失 37
権威主義体制の評価 40
3 三つの「占領」時代 48
独立の喪失 50
裏切り者がいたのか 53
「移民」 55
「占領期」をめぐる歴史 59
2章 ペレストロイカ期の歴史と政治 63
1 独立回復への序奏 65
急進的民族主義派 68
IMEから人民戦線へ 76
最高会議 83
2 「歴史が動いた日」 98
3 「歌う革命」についての一考 102
3章 歴史と法 105
1 憲法 108
2 言語法 115
言語政策のヨーロッパ化 120
国家語能力の変化と教育 124
グローバル化の中の言語 129
3 国籍法 131
国籍政策の出発点 131
安全保障としての国籍政策 137
「ネイション」観と国籍法改正 139
4 外国人法 148
制定過程 148
履行上の問題と法改正 154
4章 歴史と外交 157
1 独立回復 158
2 ロシア連邦との関係 164
3 国境交渉 172
5章 歴史とヨーロッパ化 185
1 制度としてのヨーロッパ―?EU加盟に向けて 186
EU加盟をめぐる議論 191
国民投票 199
ロシア語系住民とEU 201
2 EU加盟後の「解放」 208
リフラ事件 210
6章 歴史とシティズンシップ 217
1 シティズンシップの主観的要素 218
2 ロシア語系住民にとってのシティズンシップ 225
3 現代の国民国家と歴史―むすびにかえて 228
あとがき 233
参考文献 xviii
註 v
年表 i
|