[著者]ローナ・ゴッフェン フランチェスコ修道会の教会サンタ・マリア・グロリオーザ・デイ・フラーリ聖堂はヴェネツィアという特異な地における宗教、政治、美術の独特な関係性を具現している。有力貴族ペーザロ家の華々しいパトロネージによってこの聖堂に掲げられたベッリーニ、ティツィアーノの不朽の祭壇画や、彫刻装飾。彼らはこうした美術作品の寄進によって何をなしえると信じたのか? 宗教史、社会史、美術史の手法を綿密によりあわせることでルネサンス期のヴェネツィアがあざやかに蘇る。 定価=本体 4,000円+税 |
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[目次] 第1章 サンタ・マリア・グロリオーザ・デイ・フラーリ聖堂:ヴェネツィアの「大きな家」 監訳者あとがき 237 |
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