ことばと社会 12号
特集:移民と言語A

[編]『ことばと社会』編集委員会

 

定価=本体 2,300円+税
2010年12月25日
A5判並製/256頁/ISBN978-4-88303-284-6


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[目次]

特集:移民と言語A

まえがき(12号特集編集責任者:庄司博史) 4

  「資産としての母語」教育の展開の可能性──その理念とのかかわりにおいて/庄司博史 7
  母語維持をめぐる認識と実践──ラテン系移民コミュニティと日本社会/塚原信行 48
  エスニック・メディアを通してみた在日中国人の言語状況/中野克彦 78
  在日朝鮮人による朝鮮語の継承・使用について
  ──幼少期に渡日した1世と日本で生まれ育った2世の事例/宋実成 101

投稿論文
  「経験」としての移民とそのことば──「奄美人」とシマグチを事例として/前田達朗 129
  「領域性の原理」と単一言語主義
  ──フラーンデレンの言語政策のナショナリズム的側面について/石部尚登 154

書評
  木村護郎クリストフ・渡辺克義[編]『媒介言語論を学ぶ人のために』
     [評者]かどや ひでのり 178
  森山幹弘・塩原朝子[編著]『多言語社会インドネシア』/梶茂樹・砂野幸稔[編著]『アフリカのことばと社会』
     [評者]名和克郎 191
  キャロル・パッデン/トム・ハンフリーズ[著]森壮也・森亜美[訳]『「ろう文化」の内側から』
     [評者]ましこ・ひでのり 205
  Karen NAKAMURA[著]Deaf in Japan
     [評者]安藤 由夏213

連載報告●多言語社会ニッポン
  琉球弧の言語 J
      書ちくとぅば次第やるうちなあぐちぬ復興
      〔書きことばが左右するうちなあぐちの復興〕/比嘉清 221
  朝鮮語=韓国語 J
      いつまで朝鮮学校を認めないのか?
      ──在日朝鮮人の子どもが朝鮮語=韓国語を継承するための大切な場所/藤井幸之助 236

執筆者紹介 249
Mokuzi(Contents) 250


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