[著者]森川輝紀 国家と教育。教育政策に大きな足跡を残した、田中不二麿、元田永孚、森有礼、井上毅。明治国家形成期、ゆれ動く時代のなかで、近代教育制度の確立に向けて、彼らは、国家と教育の関係をどのようにとらえ、教育に何を求めたのか。そして、なぜ教育勅語へと至ったのか。 【電子書籍版もあります】 定価=本体 3,200円+税 |
|
[目次] 増補版まえがき なぜ、また、教育勅語なのか 7 プロローグ 24 第1章 田中不二麿と教育の自律主義 31 第1章 補論(1) 田中不二麿の統制主義と自由主義について―新島草稿とドイツ編を中心に 95 第1章 補論(2) 田中不二麿の地方巡察使報告書について 141 第2章 元田永孚と徳治的教化論 171 第2章 補論 元田永孚と教学論 209 第3章 森有礼と啓蒙的国家主義教育論 265 第4章 井上毅と相譲の徳義の形成 299 エピローグ 333 あとがき 343 |
|