地中海学研究  XLI (41号)

[発行]地中海学会
[発売]三元社

地中海学会発行の1978年以来続く年報の最新号。今号は論文4本、研究ノート2本、講演採録1本、書評1本を所収。

地中海学会

定価=本体 3,000円+税
2018年5月31日
B5判並製/186頁/ISSN0911-8802/ISBN978-88303-457-4


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[目次]

中世イスラーム世界のレモン利用と伝播に関する一考察 
――なぜ12世紀に『レモンの書』は編纂されたのか/尾崎貴久子  5

ギルランダイオ兄弟とその工房をめぐる言説と実態 
――ジョルジョ・ヴァザーリ『美術家列伝』の記述の検討を中心に/伊藤拓真  39

ボローニャ、パラッツォ・ラッタ《トロイアから脱出するアエネーアース》 
――その文献上の典拠に関する一考察/山本樹  67

ドラクロワの初期歴史画における技法の問題 
――《キオス島の虐殺》のギリシア人の肌の表現をめぐって/湯浅茉衣  81

[研究ノート]
古代エジプト、クフ王第2の船の甲板室に用いられた建造技術について/柏木裕之  109

[研究ノート]
アルテミジア・ジェンティレスキとナポリのフィレンツェ人コミュニティの関係/川合真木子  127

[講演]
いかに地中海の歴史を書くか/デイヴィッド・アブラフィア 橋謙公[訳]  149

[書評]
鷹木恵子著『チュニジア革命と民主化
―人類学的プロセス・ドキュメンテーションの試み』/岩崎えり奈  169

  『地中海学研究』投稿・執筆要項  177
  バックナンバー一覧  179


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