[目次]
口絵 i
はじめに 001
1 章 易武茶山 一九九八〜九九年 006
1 節 お茶漬け 006
2 節 「叫吃飯」 009
3 節 母と娘 013
4 節 かまど 017
5 節 接着剤 020
6 節 一日二本の茶樹を摘む 024
7 節 夏の雨を最大限利用する 027
8 節 「二梭」 031
9 節 チャを管理し茶山の景観をつくる 035
10 節 家つきのカビとイースト 038
11 節 チベット人がわざわざ買いにきた茶 043
12 節 女性の一生 047
13 節 季語 050
14 節 最初にであった固形茶 054
2 章 普洱茶産地大づかみ 059
15 節 Zoom Out ( 1 )地理 北回帰線とメコンの交点 059
16 節 Zoom Out ( 2 )歴史 普?府誕生 063
3 章 六大茶山とその茶 069
17 節 タイ族の「お茶浸≠ッ」 069
18 節 茶を煮出す 073
19 節 生活の中の老茶点描 078
20 節 棕櫚で葺いた屋 082
21 節 チャとタケの近い関係 085
22 節 仲買いのDさん 090
23 節 嫌な匂い 094
24 節 六大茶山西路 098
25 節 既視感(デジャヴ) 101
26 節 「革登茶王樹」 104
27 節 入り婿した四川人 108
28 節 記録された最初の製法 111
29 節 職人頭と昼食のおかず 115
30 節 辺境の開発者・石塀人 122
31 節 六大茶山一周ルポ 126
32 節 ふたつの太陽£メ@ 129
4 章 普洱茶のなりたちを推理する 134
33 節 竹筒茶の荒茶 134
34 節 完全#ュ酵 139
35 節 ふたつの系列の、ふたつの発酵茶 142
36 節 一時代前の技法の復活 147
37 節 「原山茶」商法 151
38 節 ある家系の二百年 155
39 節 六大茶山の民族分布 159
40 節 ジノー・本人集団 162
41 節 自称・他称 166
5 章 牛と舟で香港輸出 177
42 節 七子餅茶をめぐる基本的数字 177
43 節 元宝茶づくりにおける演出的要素 180
44 節 中年夫婦だけで七子餅茶をつくる 188
45 節 「農副産品」 192
46 節 「牛?」 195
47 節 秘密水路 199
48 節 ハノイ商人 203
49 節 産地問屋のブランド商売 206
50 節 ライチョウ・ルート切断 210
51 節 Zoom Out (三) かわりゆく雲南茶の勢力図 214
52 節 倚邦街炎上 224
53 節 ムスリム商会の買いしめ 227
6 章 寺のある村にて 239
A 隣人たちと布朗族 239
54 節 「濮人種茶」 239
55 節 Zoom Out (四)古茶山全貌 242
56 節 隣人たち(一)湖南人 値段交渉 247
57 節 隣人たち(一)湖南人 ネットワーク 251
58 節 隣人たち(二)タイ族 母子連名制 254
59 節 隣人たち(二)タイ族 「上新房」 257
60 節 隣人たち(三)ハニ族 小地名ブランド 259
61 節 隣人たち(三)ハニ族普?茶第一村=@ 247
62 節 隣人たち(四)ラフ族 活発な分村 262
63 節 隣人たち(四)ラフ族 水田とアヘン 266
64 節 茶都・?海 272
65 節 一九六四年の老曼峨 276
66 節 雲南先住民・プーラン族 279
B 村の姿と村のおかれた状況 284
67 節 老曼峨の景観 284
68 節 洋館(一)ピロティ 289
69 節 洋館(二) 「陽光房」 292
70 節 「初制所」 294
71 節 村の都市′v画 300
7 章 二〇一一年春茶 306
72 節 春茶相場がでるまでのプロセス 306
73 節 本番をむかえた春茶 329
74 節 三元日は商談のとき 340
75 節 六月茶¢濠 346
76 節 雨安居入り 351
おわりに、と謝辞 357
用語解説 265
中国人名・茶荘名の中国式発音読み[( )内は日本語読み] 369 |