[著者]ゲアハルト・A・リッター [訳者]浅見聡
19世紀まで遡れる巨大科学研究の歩みは、原子力・核開発、宇宙開発、健康や環境に関する研究開発など、新しいテクノロジーに関して様々な問題点をはらみながら、世界の性格を決定的に変化させた。現在見直されつつある巨大科学研究の現況。
定価=本体 2,500円+税 1998年4月25日/四六判並製/226頁/ISBN978-4-88303-049-1
[目次]
序文 7 第1章 一九世紀における国家と学術研究 14 第2章 カイザー・ヴィルヘルム協会の創設ならびに航空技術研究の始まり 28 第3章 大戦間期および第二次世界大戦下における研究開発援助 45 第4章 ドイツの学術研究機関の復興と初期原子力研究センターの創設 65 第5章 巨大科学研究機関の拡大と強化 94 第6章 一九七〇年代からの巨大科学研究の課題と問題 121 第7章 一九八〇年代末におけるドイツ連邦共和国の学術研究状況 136 第8章 統一ドイツにおける巨大科学研究 143
訳者あとがき 161 索引 I 原注 IX 参考資料 XXXIII 参考文献 XLVIII