天皇教的精神風土との対決
「討論塾」―その理念と実践

[著者]竹内芳郎

討論なしに民主主義はありえない。哲学者・竹内芳郎と「討論塾」塾員たちが天皇制・人権・「平和憲法」・戦後補償・マルクス主義などをめぐって真の討論を模索した 年の軌跡。

定価=本体 3,800円+税
1999年7月22日/A5判並製/472頁/ISBN978-4-88303-059-0

 

[目次]
はしがき

I 理念とその実践 013
 A 討論塾開設に向けて 014
 B 討論塾・塾則 020 
 C 塾報からの断章 027

II 挫折とその教訓 085
 A 第一次事務局を担ったXA氏らの場合 087 
 B 第二次事務局を担ったXG氏の場合 106 
 C 第四次事務局を担ったYB氏の場合 138

III 主題とその深化 145
 A 天皇制(教)論 146
 B 「平和憲法」再考 184 
 C マルクス主義論 239 
 D 「戦後補償」論 276 
 E 人権論 303

IV 時代認識 395
 A 現代民主主義をめぐって 397 
 B 沖縄問題について 424
 C 比較文明論から見た現代文明の課題 427 
 D オウム教団・賢治boom・司馬boom 449 
 E 「自由主義史観」なるものについて 456

討論塾年譜 465  


HOME