[目次]
日本語版への序文 010
改訂版への序文 013
第1部 基礎概念
第1章 語用論の定義 022
1.1節 予備的考察 022
1.2節 語用論:定義と境界設定 027
1.3節 語用論の実践的使用価値 034
第2章 語用論の諸問題 045
2.1節 言語理論の「ゴミ箱」としての語用論 045
2.2節 境界なき言語学者達 048
2.3節 哲学者、普通の人々、日常の言語 050
2.4節 猫とアヒルについて 054
2.5節 言語学と現実世界:前提 057
2.6節 言語使用者たちの世界 061
第2部 ミクロ語用論
第3章 コンテクスト、推意、言及指示 070
3.1節 コンテクスト 070
3.2節 推意 079
3.3節 言及指示と談話内的照応 090
第4章 語用の諸原理 108
4.1節 原理と規則 108
4.2節 幾つかの原理についての論議 110
4.3節 グライス再考 131
第5章 発話行為 144
5.1節 歴史と導入 144
5.2節 約束 152
5.3節 発話行為動詞 164
5.4節 間接的発話行為 175
5.5.節 発話行為の分類 184
第6章 会話分析 205
6.1節 会話とコンテクスト 205
6.2節 発話行為から会話へ 206
6.3節 会話で何が起こるのか? 209
第3部 マクロ語用論
第7章 メタ語用論 258
7.1節 客体言語とメタ言語 258
7.2節 語用論とメタ語用論 261
第8章 語用実践行為307
8.1節 語用実践行為とは一体なにか? 307
8.2節 幾つかの事例 310
8.3節 語用実践行為の定義 314
8.4節 コンテクストの中の語用実践行為 326
第9章 文学語用論 356
9.1節 導入部:作者と読者 356
9.2節 作者と語り手 358
9.3節 テクストの装置 361
9.4節 声と「視点」 373
9.5節 語用実践行為としての読書 379
第10章 諸文化の語用論390
10.1節 導入部:なにが問題なのか? 390
10.2節 文化の中の語用論的諸前提 392
10.3節 自文化中心主義とその不満 395
10.4節 幾つかの好例 399
第11章 語用論の社会的な諸様態 430
11.1節 言語学と社会 430
11.2節 世界をことばにすること 448
11.3節 語用論と社会的闘争 458
11.4節 結論 475
終章 沈黙と彗星について 489
原註 495
訳註 516
参考文献 521
訳者あとがき:批判的社会語用論とは何か 537
事項索引 547
人名索引 560 |