[著者]鈴木義里 アラビア海に面した美しい海岸の町ゴアは、451年間もの長きにわたってポルトガルの植民地支配のもとにあった。解放後もキリスト教をはじめ、ヨーロッパの文化が深く根をはり、インドのなかで異質な光をはなっているゴア。この「もうひとつのインド」ゴアの文化・ことば・社会をつうじて、多言語多文化社会インドの現在をみつめなおし、言語とナショナリズムのゆくえをうらなう。 定価=本体 2,600円+税 |
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[目次] 1章 はじめに 9 2章 ゴアとの出会い 23
3章 過去からの残照 45
4章 パナジーの人と町 101
5章 宗教と言語 151
6章 食と生活 169
7章 北と東、そして南へ 201
8章 ゴアの言語 233
9章 公用語 255
10章 おわりに 283 ゴア年表 vi |
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