[著者]嶋津拓 戦前は「国際文化事業」の、戦後は「国際文化交流事業」の一環としての「日本語の普及」に関連して使われる海外の「日本語学習熱の高まり」とは、いったい、何を意味しているのだろうか。その実態はいかなるものなのだろうか。この漠然とした言葉をめぐる問題を歴史的に検証する。 定価=本体 2,400円+税 |
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[目次] 序章 エクスキューズとしての「日本語学習熱」 007 第1章 海外の「日本語学習熱」はどのように紹介されたか 019 第2章 オーストラリアにおける「日本語学習熱」について 055 第3章 シャム(タイ)における「日本語学習熱」について 125 第4章 国際文化交流と「日本語学習熱」 175 終章 「認識」としての「日本語学習熱」 223 参考文献 231 |
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