[目次]
凡例≒構成と注意 8
はじめに 9 第1部 ヒト以外の動物の位置づけ
1章 ペットへの愛着・執着 15
1-1 死や別離が喪失感をもたらす、かけがえのない存在 16
1-2 たべたいぐらいのペット 18
1-3 愛着の消失と放棄 21
1-4 巨大なペット市場の現代的意義 25
2章 家畜とはなにか 29
2-1 ペットの前身としての家畜(使役動物) 30
2-2 家畜(使役動物)の活用分野 31
2-2-1 @A食用・日用品系 34
2-2-2 BC輸送・耕運系 35
2-2-3 D〜G実働部隊系 37
2-2-4 HIナビゲーター/セラピスト系 40
2-2-5 JK選手/パフォーマー系 41
2-2-6 Lみがわり系 49
【2章補足】「動物への配慮」のための基本的知識 53
3章 えづけと観察の社会学 59
3-1 えづけの経緯 60
3-2 「自然観察」の実態 62
4章 「琉神マブヤー」にみる都市化=非自然化傾向の社会学(3章補論1) 69
4-1 ローカルヒーロー「琉神マブヤー」の特殊性 70
4-2 「琉神マブヤー」の含意と矛盾 73
4-3 都市化と非自然化の含意 78
5章 捕鯨擁護論と反捕鯨論の社会学(3章補論2) 83
第2部 家畜化/ペット化としての対人イメージ
6章 調教/しつけの社会学:「生徒」やくわりの再検討 93
6-1 調教/しつけ/トレーニングの含意 94
6-2 公教育の含意 97
6-3 公教育にうめこまれた家畜化 100
6-4 「教育」という論理にうめこまれた「調教」 104
7章 制服の社会学(6章補論) 111
7-1 ポルノの定番テーマとしての「調教」と「制服」 112
7-2 「拘束感」のSM的魅力 113
7-3 「拘束感」の魅力の男女差 122
8章 「親権」をとりまく現代的状況 127
8-1 所有関係としての家族関係 128
8-2 「自己家畜化」と養育 129
8-3 「ペット化」空間としての現代文明社会 131
8-4 人間存在にとっての不可欠な過程としての「自己家畜化」 134
8-5 「世代的所有」の一方向性 137
9章 愛人と恋人と配偶者 145
9-1 「愛人」という表現の辞書的定義と社会的含意 146
9-2 「恋人」という表現の辞書的定義と社会的含意 153
9-3 「夫婦」という表現の社会的含意と「愛人」「恋人」との異同 155
9-4 「親密圏」でのケアと暴力 164
10章 ストーキングとアディクション(9章補足) 「愛している」という錯覚と耽溺 169
おわりに 少々みじかめの終章と「いいわけ」的あとがきの癒着 179
参考文献 192
索引 197 |