著訳者紹介


*データは原則として刊行時のものです*

 

ましこ・ひでのり

1960年茨城県うまれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程修了(博士:教育学)。日本学術振興会特別研究員などをへて、現在、中京大学国際教養学部教授(社会学)。主要著作:『日本人という自画像』、『ことばの政治社会学』、『増補新版 イデオロギーとしての「日本」』、『あたらしい自画像』、『増補新版 たたかいの社会学』、『幻想としての人種/民族/国民』、『知の政治経済学』、『社会学のまなざし』、『愛と執着の社会学』、『加速化依存症』、『ゴジラ論ノート』(以上単著、三元社)。
共著に「社会言語学」刊行会編『社会言語学』(1-16号+別冊2)、真田信治・庄司博史編『事典 日本の多言語社会』(岩波書店)、前田富祺・野村雅昭編『朝倉漢字講座5 漢字の未来』(朝倉書店)、『ことば/権力/差別』(三元社,編著)、大橋・赤坂・ましこ『地域をつくる―東海の歴史的社会的点描』(勁草書房)、田尻英三・大津由紀雄 編『言語政策を問う!』(ひつじ書房)、米勢・ハヤシザキ・松岡編『公開講座 多文化共生論』(ひつじ書房)、Mark ANDERSON, Patrick HEINRICH ed.“Language Crisis in the Ryukyus”Cambridge Scholars Publishingほか。

 

[ましこ・ひでのりの書籍一覧]

 

[単著]

言語現象の知識社会学
社会現象としての言語研究のために

[著者]ましこ・ひでのり

言語現象・言語論の知識社会学的「解体新書」
性的少数者やデジタルネイティブの言語表現など現代日本に遍在する社会現象としての言語現象/リテラシー論やモジ論、敬語論など既存の言語記述・言語論がみおとしてきた現実/関係者が無自覚なまま行使し支配されつづけるポリティクスに知識社会学的視座からきりこむ。

定価=本体 2,800円+税
2017年9月15日/A5判並製/256頁/ISBN978-4-88303- 444-4

コロニアルな列島ニッポン

オキナワ/オホーツク/オガサワラがてらしだす植民地主義

[著]ましこ・ひでのり

そもそも沖縄・「北方四島」・小笠原は「日本固有の領土」なのか。安保体制が日本国憲法に優越するなど列島全域が準植民地であるという経緯もふくめ、二重の意味で日本は戦後一貫して「植民地」というほかない。歴史的現実からめをそらす防衛機制からうまれた構造的死角をあきらかにする。

定価=本体 1,700円+税
2017年5月30日四六判並製/184頁/ISBN978-4-88303-440-6

ゴジラ論ノート

怪獣論の知識社会学

[著者]ましこ・ひでのり

戦後日本列島に「襲来」するゴジラをめぐる知識社会学――
誕生から 60 余年をへて戦後日本サブカルチャー史に確固たる位置を占める「ゴジラ」シリーズはじめ特撮怪獣映画・テレビドラマ。これらの作品群のかかえる寓意や政治性 - 思想性をめぐりさまざまな言説がくりひろげられてきた。制作陣・観衆が共有した戦争体験・戦争観や「南方幻想」など地政学感覚や、歴史意識を整理しながら、軍事大国化への夢想やオリエンタリズムなど、批評家たちの無自覚な自己投影をえぐりだす。

定価=本体 1,700円+税
2015年5月20日四六判並製/232頁/ISBN978-4-88303-381-2

ことばの政治社会学

[著者]ましこ・ひでのり

「透明で平等な媒体」としてのコトバをめざして――
差別とわかちがたくむすびついたコトバを「透明で平等な媒体」にすることは、いかにして可能なのか! コトバは「透明で平等な媒体」でなどない。政治的であり、権力/差別とわかちがたく結びついている。しかし、「透明で平等な媒体」にはなりえないといった虚無主義にとどまるのではなく、むしろ「透明で平等な媒体」を徹底的にめざす実践的理論的運動が必要とされるのである。

定価=本体 2,800円+税
2014年11月20日
A5判並製/312頁/ISBN978-4-88303-367-6

※本書は2002年12月に刊行された同書(ISBN978-4-88303-108-5)の新装版です。

加速化依存症

疾走/焦燥/不安の社会学

[著者]ましこ・ひでのり

ヒトはなぜヒトはなぜ走りつづけるのか。ネット社会をはじめとした技術革新、移動や情報
伝達の超高速化は、時間的ユトリや幸福をもたらさず、皮肉にも、不安とあせり、そして格差を助長する。ヒトをおいたてる現代社会の切迫感はどこからくるのか。「時間泥棒」の正体に肉迫する。

[関連記事]
《東京新聞》「考える広場」、2014年4月19日

定価=本体 1,700円+税
2014年3月15日四六判上製/200頁/ISBN978-4-88303-359-1

愛と執着の社会学

ペット・家畜・えづけ、そして生徒・愛人・夫婦

[著者]ましこ・ひでのり

ヒトはなぜ愛したがるのか。なぜ愛していると錯覚しがちなのか。教育の一部はまぎれもなく調教であり育児は自己家畜化/ペット化をもたらす。愛着と執着をキーワードに「動物としてのヒト」という根源的本質を解剖するあたらしい社会学。

[書評]
TOKYO FM 『TIME LINE』 「書考空間」 → 『TIME LINE』 サイト(2013/10/30 UPDATE)

定価=本体 1,700円+税
2013年9月10日四六判上製/207頁/ISBN978-4-88303-341-6

シリーズ「知のまなざし」
社会学のまなざし

[著者]ましこ・ひでのり

「社会」を読みとくための社会学入門──
「社会学のまなざし」は、何をみようとし、何をてらしだそうとするのか。そこから、「社会」は、どのようにみえてくるのだろうか。本書は、「社会学のまなざし」の基本構造を紹介するとともに、「まなざし」が映し出すあらたな社会像を具体的に示していく。

定価=本体 1,700円+税
2012年3月31日
B6判並製/216頁/ISBN978-4-88303-311-9

知の政治経済学
あたらしい知識社会学のための序説

[著者]ましこ・ひでのり

疑似科学を動員した知的支配の政治経済学的構造を、社会言語学・障害学等をもとに論じる「あたらしい知識社会学」のための序説。知の威信秩序とその格差構造、社会科学の射程および境界、「日本語特殊論」をはじめとする「言語論」、沖縄島への米軍基地集中を合理化する地政学的議論など、既存の体制への挑戦。

[書評]
《沖縄タイムス》、2010年8月7日、評者:桃原一彦氏

定価=本体 3,600円+税
2010年4月25日/A5判並製/408ページ/ISBN978-4-88303-266-2

幻想としての人種/民族/国民
「日本人という自画像」の知的水脈

[著者]ましこ・ひでのり

「ヒトは血統・文化・国籍等で区分可能」という感覚は、ねづよい。しかし、それは近代以降に発明された虚構であり、いまのところ支配的な幻想にすぎない。本書は、「黄色人種でヤマト民族で日本人」であると信ずるあなたの、「自画像」修正のためのカガミである。

[書評]
《一坪反戦通信》No.200、2008年7月28日
  一坪反戦地主会関東ブロックホームページ→http://www.jca.apc.org/HHK/

定価=本体 1,600円+税
2008年5月25日/四六判並製/160頁/ISBN978-4-88303-224-2

[増補新版]たたかいの社会学
悲喜劇としての競争社会

[著者]ましこ・ひでのり

社会という闘技場 傷ついた自分をみつめ直すために! 
本書は「たたかいにかつ」ための本ではない。
「たたかいにかつことは、いいことだ」という議論にまけそうなとき、
めげない元気を呼びさます。
競争のもつ悲喜劇にたえるための、心の予防ワクチン。

定価=本体 2,500円+税
2007年9月15日/四六判並製/320頁/ISBN978-4-88303-212-9

あたらしい自画像
「知の護身術」としての社会学

[著者]ましこ・ひでのり

社会学というカガミをのぞきながら、自己像をえがきなおす!
現代という時空とはなにか? 自己とはなにか? 
「知のアクセサリー」ではない「知の柔軟体操」「知の護身術」
実戦的社会学を実践するために

[書評]
《朝日新聞》書評欄、2005年3月27日、評者:苅谷剛彦氏→記事を読む

定価=本体 1,800円+税
2005年1月31日/四六判並製/242頁/ISBN978-4-88303-154-2

[増補新版] イデオロギーとしての「日本」
「国語」「日本史」の知識社会学

[著者]ましこ ひでのり

有史以来の連続性が自明視される「日本」という枠組みを「いま/ここ」という視点から解体する。

定価=本体 3,400円+税
2003年11月30日/A5判並製/408頁/ISBN978-4-88303-122-1

日本人という自画像
イデオロギーとしての「日本」再考

[著者]ましこ・ひでのり

アジア・国内少数派という鏡がうつしだす<みにくい日本>
「日本〈文化/史〉」のもつイデオロギーをあばきだし、死角にかくされた「想像の共同体」としての日本および多数派知識人の「整形された自画像」を、ラジカルかつ痛快に活写し、かつ脱構築する。

定価=本体 2,300円+税
2002年10月10日/A5判並製/200頁/ISBN978-4-88303-100-9

 

[編著]

ことば/権力/差別
言語権からみた情報弱者の解放

[編著者]ましこ・ひでのり

少数者/情報弱者の言語権とはなにか────。
はなしことば/かきことばとしての現代標準日本語の支配的現状に疑問をもたない多数派日本人と、その社会的基盤に知識社会学的再検討をくわえる。自明性のもつ権力性・差別性に社会学/社会言語学から根源的な異議をつきつける注目すべき論集。

定価=本体 2,600円+税
2012年7月25日/A5判並製/264頁/ISBN978-4-88303-315-7

 

[雑誌『ことばと社会』]

ことばと社会 16号
特集:セクシュアリティ、権力、撹乱

[編]『ことばと社会』編集委員会

[リンク]
本誌掲載の手話連載F、大杉豊著「国際手話――手話言語接触現象とその先に見えるもの」の手話言語版を、YouTubeでご覧いただくことができます。
http://youtu.be/QNjXrUUYLrg

定価=本体 2,300円+税
2014年10月31日
A5判並製/276頁/ISBN978-4-88303-365-2

ことばと社会 14号
特集:リテラシー再考

[編]『ことばと社会』編集委員会

 

定価=本体 2,500円+税
2012年10月25日
A5判並製/352頁/ISBN978-4-88303-323-2

ことばと社会 12号
特集:移民と言語A

[編]『ことばと社会』編集委員会

 

定価=本体 2,300円+税
2010年12月25日
A5判並製/256頁/ISBN978-4-88303-284-6

ことばと社会 4号
特集:メディアと多言語

[編]『ことばと社会』編集委員会

 

定価=本体 2,200円+税
2000年11月25日/A5判並製/227頁/ISBN978-4-88303-074-3

ことばと社会 3号
特集:単一言語支配

[編]『ことばと社会』編集委員会

 

定価=本体 2,200円+税
2000年6月25日/A5判並製/215頁/ISBN978-4-88303-068-2

ことばと社会 1号
特集:地名の政治言語学

[編]『ことばと社会』編集委員会

 

定価=本体 2,200円+税
1999年5月20日/A5判並製/219頁/ISBN978-4-88303-057-6


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