ミケランジェロとコーヒータイム

[著者]ジェイムズ・ホール
[まえがき]ジョン・ジュリアス・ノリッジ
[訳者]
大木麻利子

彫刻、絵画、建築、詩、あらゆる分野でイタリア・ルネサンス期を代表するミケランジェロ。巨大な大理石彫刻《ダヴィデ》やシスティーナ礼拝堂の《最後の審判》など空前絶後の壮大な作品を独力で仕上げ、「神のごとき」と賞讃された驚異の天才は、辛辣さでも超一流の強烈な個性の人でした。人類史上もっとも偉大な芸術家の生涯と実像を、さあ、彼自身に語ってもらいましょう 。

[書評・紹介]
『美術の窓』「新刊案内」2016年12月号

定価=本体 1,500円+税
2016年8月15 日/四六判変型上製/148頁/ISBN978-4-88303-392-8


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[目次]

まえがき ジョン・ジュリアス・ノリッジ   4
はじめに   8
ミケランジェロ(1475-1564)小伝   11
ミケランジェロとコーヒータイム   37
    独学の反逆児   38
    身体美   48
    天才の「線」―詩とデッサン   56
    メスあるいは知の最前線   64
    「神のごとき」か「きわめて人間的」か   72
    専制君主と民主主義者   79
    女性の表現   88
    巨人主義   97
    大理石マニア   106
    画家は己を描くもの   114
    完成と未完成   122
    天国か地獄か   130

参考文献「読者の方々、私ミケランジェロ・ブオナローティと、もう一杯コーヒーをいかがですか」   140
索引   142
訳者あとがき   146


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