[著]小佐野重利 ヴェネツィア元老院が画家ティントレットに発注したとする資料が伝わりながら、その存在が見失われていた天正遣欧少年使節の記念肖像画。 400年を経てついに発見された、日本とイタリアの異文化の出会いが生んだこの少年像の制作プロセスの解明に、世界初公開に関与した美術史家が挑む。 [書評・紹介] 定価=本体
1,800円+税 |
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[目次] 序章 5 第一章 一五八五年のヴェネツィア 17 第二章 《伊東マンショの肖像》の発見 54 第三章 少年使節の下絵素描のゆくえ 88 終章 132 あとがき 146 引用資料原文 I 主要参考文献 VII |
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