著訳者紹介 |
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東京大学名誉教授。略歴:1951年生。東京大学大学院人文社会系研究科教授、研究科長・文学部長を経て退職。2023年3月まで同大相談支援研究開発センター特任教授。イタリア連帯の星騎士・騎士勲位章(2003)、イタリア星騎士・コメンダトーレ勲位章( 2009 )を受章。現在、東京大学名誉教授、同大新領域創成科学研究科人間環境専攻特任研究員、アッカデミア・アンブロジアーナ(ミラノ)会員、日本学術会議連携会員(前会員)。専門:イタリア近世美術史。主要業績:『《伊東マンショの肖像》の謎に迫る―1585年のヴェネツィア』(三元社、2017)、 Originali e copie. Fortuna delle repliche fra Cinque e Seicento, a cura di S. Osano (Firenze, 2017); “The Newly Discovered Portrait of Ito Mansio by Domenico Tintoretto: Further Insight into the Mystery of its Making” (in artibus et historiae, 77, 2018, pp.145-160); 編著・浦一章監訳『オリジナルとコピー 16 世紀および 17 世紀における複製画の変遷』(三元社、2019)、ルイージ・フィカッチ/小佐野重利監修(兼カタログ編集責任)『カラヴァッジョ展』(北海道新聞社、2019)、『絵画は眼でなく脳で見る ― 神経科学による実験美術史』(みすず書房、2022)など。(2023年9月現在) |
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[小佐野重利の書籍一覧] |
[編]東大アートと精神療法研究会 芸術療法は、なぜ、どのようにこころに働きかけるのだろうか。こころとアートが紡ぎ出す言葉にならないイメージやその表現の世界が語りかけるもの。 [書評・紹介] 定価=本体 2,500円+税 |
フランス人画家ドニが旅した百年前のイタリア――。 定価=本体 2,500円+税 |
[編著]小佐野重利 所有の欲望をみたす複製画の諸相 定価=本体 3,500円+税 |
[著]小佐野重利 ヴェネツィア元老院が画家ティントレットに発注したとする資料が伝わりながら、その存在が見失われていた天正遣欧少年使節の記念肖像画。 400年を経てついに発見された、日本とイタリアの異文化の出会いが生んだこの少年像の制作プロセスの解明に、世界初公開に関与した美術史家が挑む。 [書評・紹介] 定価=本体 1,800円+税 |
[編著者]小佐野重利 芸術家の移動をめぐる、かつてない論集──── 定価=本体 3,400円+税 |
[著者]チェーザレ・ブランディ 修復の倫理哲学 [書評] 定価=本体 3,000円+税 |