[目次]
まえがき
ボルジギン・フスレ(Husel Borjigin)
挨拶
国際シンポジウム「ユーラシア草原を生きるモンゴル英雄叙事詩」開催にあたって
昭和女子大学理事長・総長 坂東眞理子(Mariko Bando)
第 1 章
神話から英雄叙事詩への展開:ゲセル・ハーン物語のハルハ版とブリヤート諸版の比較を通じて
田中克彦(Katsuhiko Tanaka)
第 2 章
『アルハンガイ版ゲセル伝』の成立年代について
チョイラルジャブ(Choyiraljav)
第 3 章
ゲセル・ハーン物語のナンドルモ魔王の章の再検討:写本の比較を中心に
二木博史(Hiroshi Futaki)
第 4 章
ゲセル研究によるツェンディーン・ダムディンスレンのソ連での学位取得に関する諸史料,それらより得られる研究方法論的教訓
ドジョーギーン・ツェデブ(Dojoogiin Tsedev)
第 5 章
ハンガリーにおけるモンゴル・ゲセル伝の研究:研究動向と推奨文献
ビルタラン・アーグネシュ(BIRTALAN Agnes)
第 6 章
モンゴル英雄叙事詩における匈奴文化
ボルジギン・フスレ(Husel Borjigin)
第 7 章
『ジャンガル』における数字のモチーフ
ボルジギン・フスレ(Husel Borjigin)
第 8 章
『元朝秘史』におけるシギ・クトゥク:ジャムカ亡き後の作者の共感対象として
藤井真湖(Mako Fujii)
第 9 章
アルタイ・オリアンハイの英雄叙事詩:モンゴル文化におけるその位置
上村明( Akira Kamimura ) |