[著]渡辺真也 ボイスとパイク、ヨーロッパとアジアの二人の芸術家による 地球の陸地の40%を占める大陸、ユーラシア(Eurasia)。この一つの大地の西に位置するヨーロッパ(Euro)、東に位置するアジア(Asia)には共通する文化的ルーツがあることに目を向け、東西に分裂した世界の再構築を目指したのが、ヨーゼフ・ボイスとナムジュン・パイクによるプロジェクト《ユーラシア》である。それぞれの生い立ちに深く結びつきながら、歴史や哲学に対する深い洞察をもって構想されたこの抽象的作品を正確に理解し、二人が人類に残したビジョンを明らかにする。 [書評・紹介] 定価=本体 5,200円+税 |
[目次] はじめに 11 第 1 章:ユーラシアの創造 19 第 2 章:ヨーゼフ・ボイスとナムジュン・パイクの出会い 107 第 3 章:ユーラシアの発展 287 第 4 章:出会いと別れ 363 あとがき 453 注 1 |
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