感性生涯発達過程論

造形表現からとらえる福祉感性学の基幹

[著者]梅澤啓一

あらゆる生き様に通ずる、人間の本質と全体像――
人間は、自らの「生きる意味」を問うことを通じて「幸福」を探究し、独自の生き方・あり方を培い・確立・発達させていく――。芸術家たちの全生涯にわたる造形表現活動を「感性」を軸にたどることによって、時代や地域を超えた普遍性を持つそのメカニズムが明らかとなる。

定価=本体 5,000円+税
2020年8月1日/A5判上製/368頁/ISBN978-4-88303-513-7


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[目次]

  序 福祉感性学の基幹としての感性生涯発達過程論  7
     (一)「福祉人間学」探究の端緒としての「福祉感性学」の提起  7
     (二)感性発達の原理  13
     (三)研究方法  21

第一部 乳幼児期から成人期までにおける感性発達とそのメカニズム  27
   第一章 階層1 生理的感覚的感性と未分化な表現活動  35
  第二章 階層2 感性(生活的価値意識)と造形表現活動の発生・分化  41
  第三章 階層3 感性(生活的価値意識)と造形表現活動の成立・独立  49
  第四章 階層4 美的感性と芸術的表現活動の発生・分化  59

第二部 成人期以降における感性発達とそのメカニズム
――階層5 美的感性と芸術的表現活動の成立・独立〜階層10 発達の最終階層  71
  第一章 ミケランジェロにおける成人期以降の感性生涯発達過程  79
  第二章 ゴヤにおける成人期以降の感性生涯発達過程  113
  第三章 北斎における成人期以降の感性生涯発達過程  143
  第四章 ムンクにおける成人期以降の感性生涯発達過程  175
  第五章 ピカソにおける成人期以降の感性生涯発達過程  199
  第六章 三岸節子における成人期以降の感性生涯発達過程  219
  第七章 山下清における感性生涯発達過程  261

  結び 福祉人間学と福祉感性学の課題  303

     註  307
     あとがき  318

     初出一覧  i
     索引  ii
     掲載図版一覧  xxxiii


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