[著者]大丸弘+高橋晴子
同時代資料が自ら語る「身体と装い」の時代史。
1868 ― 1945
「身装=身体と装い」にまつわる新聞、雑誌記事などの膨大な同時代資料で編まれた、あたらしい発想の身装年表。明治維新以降、近代化の過程における身装を、生活シーンの実況のなかで観察し、そこに身装の実際を成り立たせる物的、社会的環境の推移など広範な周辺資料をも加味することによって、時代時代に生きる人々の「身装」を再現。身装という視野のなかでの文化変容のステップ、世相のパノラマを実感的に捉える試み。
[書評・紹介]
《図書新聞》2022年3月19日、評者:上田修一氏
『民博通信 Online』(No.5, 2022)、「新刊の紹介」
定価=本体 16,000円+税
2021年9月30日/B5判・並製/800頁/ISBN978-4-88303-536-6 |