[目次]
序章 9
1. 日本人モンゴル抑留研究の成果と動向 9
2. 第二次世界大戦の終結とモンゴル 16
註 22
第1章 日本人抑留者のモンゴルへの移送 29
1. はじめに 29
2. 抑留者の受け入れにおけるモンゴル側の準備 30
3. モンゴルに移送されたプロセス 33
4. 移送途中の傷病状況 43
5. おわりに 52
註 70
第2章 モンゴル抑留の諸相 79
1. はじめに 79
2. 抑留者がおかれた「政治的空間」 80
3. 収容所と労働の実態 82
4. 嘆願書 86
5. モンゴル残留希望者 89
6. おわりに 93
註 103
第3章 ウランバートル裁判 109
1. はじめに 109
2. ウランバートル裁判 110
3. もう一つの裁判 120
4. おわりに 126
註 133
第4章 日本への引き揚げ 139
1. はじめに 139
2. 抑留者の帰還をめぐる国際関係 141
3. 引き揚げ 153
4. 「最後の4名」の帰還 158
5. おわりに 160
註 162
第5章 記憶のなかの「抑留」 171
1. はじめに 171
2. 抑留者の証言 172
3. モンゴルの当事者が語る「抑留」 187
4. 池田重善(吉村久佳)の書簡 205
5. おわりに 210
註 212
終章 日本・モンゴル国交樹立への道 215
1. 日本・モンゴルの国連加盟における「抑留」問題 215
2. 国交樹立への道 225
3. 「日本人のモンゴル抑留」とは 250
註 251
参考文献 262
あとがき 287 |