[目次]
はじめに 9
1 多言語社会を深掘りする
01 鉄道会社の多言語対応から、「言語の問題」を考える 20
02 「先住民言語の国際の十年」から考える、多言語社会・日本 27
03 身のまわりの多言語環境を統計資料から捉えてみる 34
04 高級ファッションブランドの多言語対応から見えるグローバル・ビジネス 41
05 コミュニティのありようを映し出す言語景観 47
06 一つの表現の深み、七千の言語の重み 54
07 対をなすことば、価値観のかたよりを示す語彙群 60
08 グローバルな思想を凝集する「世界
“諸”
英語」論 68
2 違いを投影、抑制、創出することば
09 デジタル・コミュニケーションと対面コミュニケーションの行き来 78
10 エントリーシートの性別欄から多様性を考える 84
11 縦書きと横書きの思考と文化 90
12 察しと言明のあいだ 96
13 ことばとアイデンティティ 103
14 社会実践としてのことば、「ディスコース」 110
15 ことばを運ぶ「メディア」のはたらき 116
16 「メタファー」に見る表現、文化、他者理解 123
3 言語政策という発想
17 言語政策
“不在”
論 132
18 コーポレートガバナンス・コードから「企業の言語政策」を考える 138
19 言語政策
“遍在”
論 145
20 情報ネットワークをつくりだす、「全社的な言語政策」へ 151
21 すでにある語学力を生かし、育てる 158
22 商品まわりの言語を見渡し、見直す 165
23 多言語マーケティングと言語文化の活性化 171
24 「国フェス」で繰り広げられる同調と差別化から生まれるもの 179
4 異なる言語話者達でつくるコミュニティ
25 異言語話者が出会うとき 188
26 「ありえない」言語表現から考えてみる共生社会の関係づくり 195
27 多言語ホームページに投影される作り手の言語観 202
28 母語話者と非母語話者の対話と信頼関係の構築 209
29 少数民族どうしが出会う国際都市、東京 216
30 都市のユニバーサル・デザイン考 222
31 多文化が祝祭される街へ 228
32 異なる言語話者達が共に暮らすコミュニティづくり 235
おわりに 243
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