著訳者紹介


*データは原則として刊行時のものです*

 

海老根剛
えびね・たけし

東京大学大学院人文社会系研究科欧米系文化研究専攻博士課程修了(ドイツ語ドイツ文学)。博士(文学)。現在、大阪市立大学大学院文学研究科准教授。専門は 20 世紀前半のドイツ語圏における身体文化論および映像論。近刊の訳書に J ・ラートカウ『自然と権力』(共訳、みすず書房)がある。(2011年11月現在)

 

海老根剛書籍一覧]

ヴィデオ

再帰的メディアの美学

[著者]イヴォンヌ・シュピールマン
[監訳者]海老根剛
[訳者]柳橋大輔遠藤浩介

ヴィデオは過渡的なメディアではない。電子信号の変換と即時再生の再帰的構造に立脚する真に視聴覚的なメディアとして、ヴィデオは映画ともコンピューターグラフィックスとも異なる独自の映像美学を実現する。映画映像やコンピューター映像とは異なる構造とダイナミズムを持つヴィデオ映像の宇宙の解明。

[リンク]
本書で論じられているヴィデオ作品へのリンクサイトを開設しています。ご利用ください。→http://www.korpus.org/video/

[書評]
《読売新聞》2012年2月5日、評者:岡田温司氏

定価=本体 6,000円+税
2011年11月25日A5判並製/592頁/ISBN978-4-88303-299-0


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