著訳者紹介


*データは原則として刊行時のものです*

 

齊藤昇

さいとう・のぼる

立正大学文学部教授(文学博士)。専門領域は19世紀アメリカ文学を中心とした文化批評と伝記的批評。主な著書に『ワシントン・アーヴィングとその時代』(本の友社)、『「最後の一葉」はこうして生まれた―O・ヘンリーの知られざる生涯』(角川書店)、『ユーモア・ウィット・ペーソス―短編小説の名手O・ヘンリー』(NHK出版)、『そしてワシントン・アーヴィングは伝説になった―〈アメリカ・ロマン派〉の栄光』(彩流社)など。主な訳書には『わが旧牧師館への小径』(平凡社ライブラリー)、『ウォルター・スコット邸訪問記』(岩波文庫)、『ブレイスブリッジ邸』(岩波文庫)、『スケッチ・ブック(上)・(下)』(岩波文庫)、『昔なつかしいクリスマス』(三元社)などがある。(2019年6月現在)

 

齊藤昇の書籍一覧]

リップとイカボッドの物語

「リップ・ヴァン・ウィンクル」と「スリーピー・ホローの伝説」

[著者]ワシントン・アーヴィング
[訳者]齋藤昇

アンチ・フランクリン型の主人公(リップ)のアメリカ版「浦島太郎」物語、田舎教師(イカボッド)の儚い恋と「首なし騎士」伝説。ドイツの民話を素材に、アメリカ的なフォークロアの息吹を巧みに導入した、アーヴィングの代表的短編2編。
F ・ダーレイの挿絵に F ・クレーデルが彩色した図版付。

定価=本体 1,600円+税
2019年6月15日/B6判/160頁/ISBN978-4-88303-486-4

昔なつかしいクリスマス

[著者]ワシントン・アーヴィング
[訳者]齋藤昇

米国ロマン派の寵児アーヴィングと、英国絵本作家の巨匠コールデコットの挿絵がおりなす十九世紀英国の古き良き時代の面影を残す、田舎のクリスマスの光景を描いた名著。

定価=本体 1,800円+税
2016年12月1日/B6判上製/200頁/ISBN978-4-88303-414-7


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