著訳者紹介


*データは原則として刊行時のものです*

 

笹沼俊樹
ささぬま・としき

1939年、東京生まれ。商社で東京、ニューヨークに勤務。趣味で始めた現代美術のコレクションだが、独自にその手法を模索し、国内外の国公立・私立美術館等にも認められる質の高いコレクションで知られる。企画展への作品貸し出しも多い。駐在中の体験をもとにアメリカ企業のメセナ活動について論じた「メセナABC」を『美術手帖』に連載。その他、新聞・雑誌等への寄稿多数。著書に『企業の文化資本』(日刊工業新聞社、1992年)、「今日のパトロン、アメリカ企業と美術」『美術手帖』(美術出版社、1985年7月号)、「メセナABC」『美術手帖』(美術出版社、1993年1月号〜12月号、毎月連載)ほか。(2013年7月現在)

 

笹沼俊樹の書籍一覧]

現代美術コレクションの楽しみ
商社マン・コレクターからのニューヨーク便り

[著者]笹沼俊樹

舞台は、現代美術全盛のニューヨーク。駆け出しコレクターが摩天楼で手にしたものは……。“作品を売らない”伝説の一流画商ピエール・マティスとのスリリングな駆け引き、リーマン・ブラザーズCEOが倒産寸前に売りに出したコレクション!? クセのある欧米コレクターから「日本美術」を買い戻すには……。ニューヨーク画商界の一記録としても貴重な前代未聞のエピソードの数々。趣味が高じて、今では国内外で認められるコレクターとなった著者が、コレクションの醍醐味をお届けします。

[紹介]
《読売新聞》2013年8月11日→記事を読む
《東京新聞》「書く人」、2013年8月11日、記事:加古陽治氏

定価=本体 1,800円+税
2013年7月25日四六判並製/カラー口絵4頁+176頁/ISBN978-4-88303-342-3


HOME