【目次】
序 8
第1部 外におけるドイツ語 13
第1章 国際語としてのドイツ語 14
1 「国際語」の概念 15
2 話し手の数と人口統計・経済的強さ 19
3 公用語 21
4 国際政治機関でのステータスと使われ方 24
5 国際会議でのステータスと使われ方 30
6 学術文献 33
7 ラジオ放送 38
8 口語コミュニケーションでの非対称性とリングア・フランカとしての使用 41
9 外国語として学習される規模 46
10 ドイツ語を話す国々の言語普及政策 50
第2章 ヨーロッパや世界でのドイツ語の地位――EC諸機関での地位と比較して 57
1 問題の提示 57
2 ヨーロッパや世界での母語としてのドイツ語の地位 58
3 ドイツ語の国レベルの公用語としての地位とヨーロッパや全世界におけるマス・コミュニケーションでの
使われ方 62
4 ヨーロッパや世界での外国語としてのドイツ語の地位 66
5 EC諸機関でのドイツ語の地位 71
第3章 英語の優位によるドイツ語言語共同体の困難 78
1 全世界のリングア・フランカたる英語――現状の概略と予備的な判断 78
2 かつての競争相手たちの不満 82
3 ドイツ語を話す研究者の困惑 92
4 結語 97
第2部 内におけるドイツ語 99
第4章 ドイツ語の諸変種 100
1 用語および概念、方法論上の予備的考察 100
2 ドイツ語の変種と他言語の変種との区別に関する考察 106
3 ドイツ語の国レベルの標準変種 111
4 ドイツ語の方言と「日常語」 121
5 移住者および学習者の変種、外国語の話し手に対する変種 128
6 結語 131
第5章 西ドイツにおける本源の意図的使用 132
1 はじめに 132
2 方言の意図的使用の実例 133
3
方言の意図的使用と無意識の使用 139
第6章 西ドイツにおける方言と学校 144
1 方言域 144
2 方言を話すのは誰か 146
3 方言の話し手の学校での困難 148
4 方言の話し手のための特殊教材 155
第3部 社会言語学の理論 159
第7章 言語体系の機能類型/ステータス類型 160
1 「構造(コーパス)」――「機能(ステータス)」の対立 160
2 特定の言語体系全体に関連させての特定化 163
3 「言語体系の機能/ステータス」の概念領域での不一致 167
4 記述上――解釈上の要請 171
5 言語体系の機能類型とステータス類型という次元 175
6 「言語」なのか「言語の変種」なのか――必要な予備判断 198
7 変種の機能類型の例。「高い変種」と「低い変種」/「標準変種」と方言 202
8 多言語国家を記述するための言語全体の機能類型 206
あとがき 225
ウルリヒ・アモン業績一覧 XXIV
参考文献一覧 III
訳注 I
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