[著者]エルフリーデ・イェリネク [訳者]熊田泰章
「ドイツで最も注目され、また最も嫌われている作家」と称され、また自称するイェリネクの初の邦訳戯曲。意味の解体と無秩序な増殖をしくまれた台詞の氾濫のなか、ハイデガーとアーレントの姿がうかびあがる。
2004年ノーベル文学賞受賞、エルフリーデ・イェリネク(Elfriede Jelinek)の初の邦訳戯曲。
定価=本体 2,000円+税 1996年8月10日/四六判並製/125頁/ISBN978-4-88303-034-7
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戸外で トーテンアウベルク(お大事に!) 故郷の世界 無実