著訳者紹介


*データは原則として刊行時のものです*

 

熊田泰章
くまた・よしのり

1953年生まれ、福島県出身。現在、法政大学第一教養部教授。専攻、ドイツ語圏の文学、小説論、読者論。論文に
「物語る意志と読む意志──小説作品を媒体とする二つの持続する行為。へルマン・ブルガーの小説『ブレンナー。第一部ブルンスレーベン』における永続する声」(『探求ドイツの文学と言語』所収、東洋出版、1995年)など。(1996年8月現在)

 

[熊田泰章の書籍一覧]

トーテンアウベルク
屍かさなる緑の山野

[著者]エルフリーデ・イェリネク 
[訳者]熊田泰章 

「ドイツで最も注目され、また最も嫌われている作家」と称され、また自称するイェリネクの初の邦訳戯曲。意味の解体と無秩序な増殖をしくまれた台詞の氾濫のなか、ハイデガーとアーレントの姿がうかびあがる。

2004年ノーベル文学賞受賞、エルフリーデ・イェリネク(Elfriede Jelinek)の初の邦訳戯曲。

定価=本体 2,000円+税
1996年8月10日/四六判並製/125頁/ISBN978-4-88303-034-7


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