[著者]ヴィル-エーリヒ・ポイカート 西暦1500年前後は、農民的文化と市民的文化が相克する時代であり、重大かつ決定的な変化が起きた時代である。伝説に登場する表象、動物のデーモン、巨人、森に棲む怪人、家精、元素の精などは、興隆する市民の文化の影響を受けて大きく変化する。本書は、伝説を史料として民衆の俗信の変化、表象の変容を、歴史民俗学、精神史や民衆史の観点から描き出した画期的試みである。 定価=本体 2,800円+税 |
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[目次] 動物のデーモン 17 滅びゆくものたち 51 野人たち 93 荒猟師と憤激する軍勢 119 木に棲む女 133 鬼神説 165 山の精 179 元素の精 193 ヴァーレ人たち 273 結び 277 訳者あとがき 281 |
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