[著]アーサー・C・ダントー 巨匠のナラティヴによって芸術を定義しうる時代が終わったポスト・ヒストリカルな現代に可能な美術評論の原理とは? 芸術の哲学的歴史観を踏まえ、「芸術とはなにか」を探究したダントーの予言的著作、ついに邦訳。 [書評・紹介] 定価=本体
4,800円+税 |
|
[目次] 緒言 7 謝辞 14 第一章 序論 ――モダン、ポストモダン、コンテンポラリー 23 第二章 芸術の終焉のあとの三十年間 51 第三章 巨匠のナラティヴと評論の原理 80 第四章 モダニズムと純粋芸術批判 ――クレメント・グリーンバーグの歴史像 109 第五章 美学から美術評論へ 137 第六章 絵画、そして歴史の境界 ――純粋なものの消滅 167 第七章 ポップ・アートと過ぎ去った未来 192 第八章 絵画、政治、そしてポスト・ヒストリカルな芸術 218 第九章 モノクローム芸術の歴史博物館 244 第十章 美術館と渇いた大衆 278 第十一章 歴史のさまざまな様相 ――可能性と喜劇 303 訳注 345 解説 山田忠彰 349 あとがき 359 索引 I |
|