ギリシャ美術史入門
[著]中村るい [作画]加藤公太
神々と英雄と人間たちが織りなす造形世界の魅力。 すべての時代の芸術家にとって、参照すべき古典であり乗り越えるべき規範でもあるギリシャ美術。その全体像をやさしく学べる入門書。
[書評・紹介] 『美術の窓』2018年2月号 『月刊美術』2018年2月号
定価=本体 1,800円+税 2017年11月30日/四六判並製/224頁/ISBN978-4-88303-447-5
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[目次]
はじめに 第1章 古代ギリシャと西洋美術 第2章 エーゲ美術 ―クレタ島とテラ島 第3章 トロイ神話と発掘 第4章 陶器の世界 1 第5章 陶器の世界 2 第6章 アルカイック期の彫刻 第7章 デルフィ ―アポロの聖域 第8章 オリュンピア ―ゼウスの聖域 第9章 クラシック期の彫刻と絵画 第10章 パルテノンとフェイディアス 第11章 クラシック後期からヘレニズム おわりに
[コラム] ギリシャの神々 ローマン・コピー 現代から過去の美術品を解釈すること、引用すること 文学(ホメロスほか) 発掘調査の実際と研究所生活 陶器の形と用途 黒像式・赤像式の絵付けの技法 ギリシャ世界の男性観・女性観 古代ギリシャの衣裳 文様 石膏デッサンとギリシャ彫刻 神殿建築の構造と建築様式 新古典主義(ギリシャ回帰について) 彫刻への彩色 黄金分割の概念と身体尺