著訳者紹介


*データは原則として刊行時のものです*

 

荒井幸康
あらい・ゆきやす

1969年、東京生まれ。 1994年、大阪外国語大学外国語学部モンゴル語科卒業。2003年、一橋大学言語社会研究科博士課程修了。 現在、北海道大学スラブ研究センター21世紀COE研究員、博士(学術)。 専攻はモンゴル諸族の近現代史、ソヴィエト言語政策史、言語思想史、社会言語学(言語政策論、言語イデオロギー論、消滅の危機にある言語に関する議論)。主要論文 に『言語の統合と分離〜1920-1940年代のモンゴル・ブリヤート・カルムィクの言語政策の相関関係を中心に〜』(博士論文・一橋大学、2003年) 、「1920年代のカルムィクのことば」『日本モンゴル学会紀要』第32号、2002年 、「モンゴルの外国語教育の歴史を振り返る」『多言語社会研究会年報』第2号、2004 、「1930年代のブリヤートの言語政策」『スラブ研究』第52号、2005年 、「1930年代のカルムイクにおける言語政策」『日本モンゴル学会紀要』第35号、2005年。(2006年3月現在)

 

荒井幸康の書籍一覧]

「言語」の統合と分離
1920-1940年代のモンゴル・ブリヤート・カルムイクの言語政策の
相関関係を中心に

[著者]荒井幸康

モンゴル文字によって緩やかに束ねられていたモンゴル諸族が、ソヴィエト連邦とその衛星国であったモンゴル人民共和国でなされた民族・言語政策により、別々の民族に分かれていくプロセスを描く。

定価=本体 3,500円+税
2006年3月20日/A5判上製/252頁/ISBN978-4-88303-175-7


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