著訳者紹介 |
|
埼玉県生まれ。学習院大学文学部フランス文学科卒業。パリ第八大学文学部修士課程修了。台湾国立清華大学中文系修士課程修了。2010年5月、一橋大学言語社会研究科博士後期課程修了。博士(学術)。日本社会事業大学非常勤講師。一橋大学言語社会研究科博士研究員。専門は比較文学・台湾文学。主な論文に、「島田謹二『華麗島文学志』におけるエグゾティスムの役割」(『日本台湾学会報』第8号、日本台湾学会、2006年5月、第4回日本台湾学会賞受賞)、「張文環〈閹?〉中的小説語言與思想」(許雅筑訳、柳書琴・張文薫編選『台湾現當代作家研究資料彙編06張文環』、国立台湾文学館、2011年3月)などがある。(2012年2月現在) |
||
[橋本恭子の書籍一覧] |
[著者]橋本恭子 植民地台湾において、島田謹二は、戦間期のフランス比較文学をいかに受容したのか。本書は比較文学と台湾文学の領域を横断しつつ、『華麗島文学志』に結実した、島田の比較文学思想が、「植民地主義」や「国家主義」との関連で形成された過程を、1930年代台湾の言説空間を明らかにしながら、検証していく。 [書評] 定価=本体 6,500円+税 |