[著者]マックス・ケルナー+クラウス・ヘルバース
[訳者]藤崎衛+エリック・シッケタンツ
女性であることを偽って即位し出産した女教皇がいた――。
伝説の女教皇ヨハンナの鮮烈な生涯は、時代に応じて大きく異なる意味を託され、中世から現代まで語り継がれてきた。フィクションを現実の一部として扱う現代歴史学の手法を用いて「女教皇伝説」をひもとく。日本語版附録として「女教皇伝説・史料編」(藤崎衛+森本光訳)を収録。
[書評・紹介]
《図書新聞》2016年1月23日号、評者:山辺規子氏
『西洋史学』263号、2017年、評者:印出忠夫氏
定価=本体 3,000円+税
2015年9月8日/A5判上製/カラー口絵8頁+232頁/ISBN978-4-88303-388-1 |