著訳者紹介 |
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慶應義塾大学商学部准教授。広島大学、テュービンゲン大学、ウィーン大学でドイツ文学と演劇学を専攻。2009年から2013年まで、ドイツ学術交流会(DAAD)の奨学生としてベルリン自由大学演劇学研究所に留学、同大学で博士号(Ph.D.)取得。留学中には、アムステルダム歌劇場とライプツィヒ歌劇場にてドラマトゥルクおよび演出助手の研鑽を積む。専門は演劇学、演出美学、特にワーグナー以降のオペラ/音楽劇研究。主な著書: Versuch uber Kundry ? Facetten einer Figur (Peter Lang, 2015, 日本独文学会賞)、『 演劇と民主主義――演劇学と政治学のインタラクティブ 』(共編著、三元社、2025年)、主な訳書:ギュンター・ヘーグ『越境文化演劇』(共訳、三元社、2024年)。 |
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[北川千香子の書籍一覧] |
民主主義政治を実際に機能させている「代理」に演劇性が含まれるように、演劇と民主主義はその本質において複雑に交錯している。民主主義への無力感と絶望が高まる世界で、演劇の仮構性・虚構性を活かした政治的発想の転換を11人の演劇学者と政治学者が模索する。 【電子書籍版もあります】 定価=本体 3,400円+税 |