著訳者紹介


*データは原則として刊行時のものです*

 

セゴレーヌ・ルメン
Segolene Le Men

フランス 19 世紀美術史を専門とする美術史家。フランス国立科学研究センター(CNRS)研究員を経て、 1997年よりパリ第十大学(現在の西パリ大学ナンテール/ラ・デファンス校)近代美術史教授。 2001〜2004年パリ高等師範学校文科指導教授を兼任。 2005年よりフランス大学機構(Institut universitaire de France)会員。このほか数多くの美術館において展覧会監修を務める一方、 2003年からは国際美術史コンソーシアム理事として、ヨーロッパ・北米・日本の大学間での教育研究交流にも尽力する。主な著書として、 Seurat & Cheret ? Le peintre, le cirque et l ' affiche, Paris, CNRS Editions, 1994 ; La Cathedrale illustree de Hugo a Monet ? Regard romantique et modernite, Paris, CNRS Editions, 1998 ; Courbet, Paris, Citadelles & Mazenod, 2007 ; Daumier et la caricature, Paris, Citadelles & Mazenod, 2008 ; Monet, Paris, Citadelles & Mazenod, 2010 ほか多数。(2013年7月現在)

 

セゴレーヌ・ルメンの書籍一覧]

スーラとシェレ

画家、サーカス、ポスター

[著者] セゴレーヌ・ルメン
[訳・解説] 吉田紀子

厳密な色彩理論による点描絵画で新印象派を牽引したジョルジュ・スーラ。世紀末パリの大衆文化に輝きを添えたポスターの巨匠ジュール・シェレ。イメージ文化の花咲く同時代を生きた異分野の芸術家ふたりの美学的相関をスーラの未完の傑作《サーカス》を軸に考察する。

定価=本体 2,800円+税
2013年7月31日A5判上製/カラー口絵8頁+248頁/ISBN978-4-88303-328-7

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