著訳者紹介


*データは原則として刊行時のものです*

 

岡田裕成
おかだ・ひろしげ

大阪大学教授。『ラテンアメリカ 越境する美術』(筑摩書房、2014年)、Painting in Latin America 1550-1820 (共著、Yale University Press, 2014)。「《レパント戦闘図屏風》 ――主題同定と制作環境の再検討」(『香雪美術館研究紀要』2号、2019年)により第32回國華賞。スペインと植民地時代アンデス、メキシコの美術、アジア太平洋における美術の交通について研究。

 

岡田裕成の書籍一覧]

帝国スペイン 交通する美術

[編者]岡田裕成

イベリア半島の中世の記憶と、ヨーロッパ各地の版図を包摂しつつ、新大陸アメリカ、アジア太平洋にも広がった、ハプスブルク・スペインの世界帝国。かつては遭遇することのなかった人、モノ、情報の往来する回路が開かれ、美術作品も、歴史と地理の座標上を縦横に行き交うことになった。
多様な文化の相互作用を深く刻み込んだ「交通する美術」を視座に、国内外9人の研究者が示す最新知見。

定価=本体 4,000円+税
2022年6月30日
A5判上製/336頁/ISBN978-4-88303-550-2

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