著訳者紹介 |
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1967年、北海道生まれ。 1999年、早稲田大学大学院文学研究科史学専攻(日本史専修)博士後期課程単位取得退学。 1997〜1999年早稲田大学文学部助手、2000〜2003年日本学術振興会特別研究員(PD)を経て、 現在、早稲田大学東アジア法研究所客員講師・文学部兼任講師、津田塾大学・東京学芸大学・立教大学・国士舘大学兼任講師。 著書および主要論文に「政党政治期における文官総督制――立憲政治と植民地統治の相剋」(『日本植民地研究』第10号、1998年)、「総督政治と政党政治――二大政党期の総督人事と総督府官制・予算」(『朝鮮史研究会論文集』第38集、緑蔭書房、2000年)、「1930年代における台湾地方選挙制度問題」(『日本史研究』第452号、2000年4月)、「枢密院と植民地問題――朝鮮・台湾支配体制との関係から」(由井正臣編『枢密院の研究』吉川弘文館、2003年)、など。 ほか、中華民国台湾省文献委員会・中京大学社会科学研究所監修『台湾総督府文書目録』第2〜6巻 (ゆまに書房、1995〜1999年)、宮田節子監修「未公開資料 朝鮮総督府関係者 録音記録」(1)〜(8) (『東洋文化研究』第2〜9号、学習院大学東洋文化研究所、2000〜2007年)、共編。(2008年2月現在) |
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[岡本真希子の書籍一覧] |
[著者]岡本真希子 1895年から半世紀、「帝国日本」は台湾・朝鮮などの植民地統治のために、膨大な植民地官僚群を生みだしてきた。本書は、これら植民地官僚群に関わるさまざまな制度、高級官僚の人材や異動の動態を明らかにしながら、民族問題と植民地官僚制の複雑な相関関係、そして本国−植民地を架橋する50年の政治史を論ずる。 定価=本体 13,000円+税 |