著訳者紹介 |
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1967年、ニュルンベルク生まれ。 ベルリン・フンボルト大学哲学科で美学を学んだ後、ジャーナリズム界に入り、 2000年まで有力紙『南ドイツ新聞』刊行の雑誌『SZマガジン』の編集長を勤める。 2001年、ベルリン芸術大学で美学論担当の客員教授に就任し、雑誌『ヴェルト日曜版』 のディレクターも兼任して現在に至る。 学生時代には、ミュンヘンのクラブでDJとして活躍したり、『ヴォーグ』誌のファッションモデルにもなるなど、マルチ振りを発揮している。著書に『 反抗としての順応―モードの戦略史』(1998年)、『クール』(2000年)、『エレガンスの考古学』(2002年)、『スポーツカーについて』(2002年)等。 |
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[ウルフ・ポーシャルトの書籍一覧] |
[著者]ウルフ・ポーシャルト マルクスとパブリックエネミーをリミックスして、ダルになったアドルノとディランをサンプリングすれば、ラブパレードも少しは信じていいかなって気になる。デジタル回路に心を奪われたキットラーを呼んで、グランドマスター・フラッシュに配線を頼み、ヘーゲルとベンヤミンをフィードバックさせて、あとはマッシヴ・アタックに任せておけば、レイブな思想になって、ねぼけた頭をシャッフルしてくれる。そしたら、「今、此処」にいるって感じられるんじゃないかな。「踊り、そして考えるために」 ――清野栄一/作家・DJ 定価=本体 2,200円+税
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