著訳者紹介


*データは原則として刊行時のものです*

 

志村聡子
しむら・あきこ

埼玉学園大学人間学部准教授。聖心女子大学文学部教育学科卒業、東京学芸大学大学院教育学研究科(修士課程)修了、東京学芸大学大学院連合学校教育学研究科(博士課程)修了。博士(教育学)。専門分野は教育学。主要論文に「倉橋惣三における「家庭教育の脱学校化」論――都市部の受験家族への指導に着目して」(『保育学研究』第39巻第2号、2001年)、「1930年代における受験競争と「家庭教育相談」――母親たちに向けた青木誠四郎の啓蒙活動から」(『学校教育学研究論集』第5号、東京学芸大学大学院連合学校教育学研究科、2002年)、『家庭教育思想の社会的展開――1920―30年代における「教育する母親」の問題化とその指導』(博士論文、東京学芸大学)2004年)、「日本両親再教育協会における各地支部の組織化――新中間層にみる連携の事例として」(『埼玉学園大学紀要人間学部篇』第5号、2005年。(2012年10月現在)

 

志村聡子の書籍一覧]

一九三〇年代日本における家庭教育振興の思想
「教育する母親」を問題化した人々

[著者]志村聡子

都市新中間層の「教育する母親」は、なぜ問題とされたのか。「家庭教育振興政策」が展開されるなか、問題化された母親たちを指導しようと試みた、倉橋惣三、青木誠四郎、上村哲弥の「家庭教育の思想」を明らかにする。

[書評]
『日本の教育史学』(教育史学会紀要)第57集、2014年、評者:山本敏子氏

定価=本体 3,800円+税
2012年10月31日
A5判上製/290頁/ISBN978-4-88303-322-5


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