ナショナリズムの受け止め方 |
言語・エスニシティ・ネイション |
[著]塩川伸明
ナショナリズムという難問に挑む――
グローバリズムの強まりと軌を一にしてナショナリズムの波が世界をおおう今日、いかにして他者・異文化理解は可能なのか。リベラルナショナリズム、オリエンタリズム論、ポストコロニアル論、人類学、社会学、社会言語学等の理論的考察、そして旧ソ連・ユーラシア世界の歴史と現状の実証的研究をつうじ、あらためて言語・民族・エスニシティ・ネイションを考察する。
[書評]
『ロシア・東欧研究』(ロシア・東欧学会年報)第44号、2015年、評者:中井遼氏
定価=本体 2,800円+税
2015年3月15日/四六判並製/336頁/ISBN978-4-88303-380-5 |