著訳者紹介


*データは原則として刊行時のものです*

 

塩川伸明
しおかわ・のぶあき

1948年生まれ。
1974年東京大学教養学部教養学科卒業。1979年東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。
東京大学社会科学研究所助手、法学部助教授、大学院法学政治学研究科教授を経て、現在、東京大学名誉教授。
主著:『終焉の中のソ連史』朝日選書、1993年。『現存した社会主義――リヴァイアサンの素顔』勁草書房、1999年。『《20世紀史》を考える』勁草書房、2004年。『多民族国家ソ連の興亡』全3巻、岩波書店、2004-07年。『民族とネイション――ナショナリズムという難問』岩波新書、2008年。『冷戦終焉20年――何が、どのようにして終わったのか』勁草書房、2010年。『民族浄化・人道的介入・新しい冷戦――冷戦後の国際政治』有志舎、2011年。共編著:『ユーラシア世界』全5巻、東京大学出版会、2012年。(2015年3月現在)

 

塩川伸明の書籍一覧]

ナショナリズムの受け止め方

言語・エスニシティ・ネイション

[著]塩川伸明

ナショナリズムという難問に挑む――
グローバリズムの強まりと軌を一にしてナショナリズムの波が世界をおおう今日、いかにして他者・異文化理解は可能なのか。リベラルナショナリズム、オリエンタリズム論、ポストコロニアル論、人類学、社会学、社会言語学等の理論的考察、そして旧ソ連・ユーラシア世界の歴史と現状の実証的研究をつうじ、あらためて言語・民族・エスニシティ・ネイションを考察する。

[書評]
『ロシア・東欧研究』(ロシア・東欧学会年報)第44号、2015年、評者:中井遼氏

定価=本体 2,800円+税
2015年3月15日四六判並製/336頁/ISBN978-4-88303-380-5


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