[目次]
はじめに 9
第1部 紛争の起源
第1章 起源の問題 16
第2章 宗教と言語 単一起源と優越性の神話 34
第3章 多言語の世界 47
バイリンガリズムとダイグロシア 48
フランス語を手がかりとして 54
文字 63
第4章 優越性のイデオローグたち 67
ギリシャ人、蛮族、他者 67
デュベレーと彼が擁護するもの 71
リヴァロルとフランス語の普遍性 77
戦争のイデオローグたち 82
第二部 戦場
第5章 群居言語と媒介言語 86
群居機能の極 86
媒介機能の極 88
ガヴォ語の事例 89
ピグマリオンとドミニチ 92
モーリシャス島 95
言語と帰属 98
第6章 家族内の戦い 103
セネガルの事例 104
父語なのか母語なのか 105
母語から国語へ 109
社会に対抗する家族 111
第7章 市場と言語 116
中国広州市の市場 118
コンゴ共和国、ブラザビルの市場 122
ニジェール、ニアメのプティマルシェ 126
市場と多言語状況の管理 129
第8章 媒介現象 134
ケチュア語の事例 135
媒介言語の拡大要因 140
それでも人はコミュニケーションを行う 144
第9章 言語の死 148
われわれは死語を話している…… 149
言語の消滅 151
コチャバンバのケチュア語 154
言語の死 157
言語学と社会言語学 159
第三部 参謀本部で
第10章 言語政策と言語計画 最初のアプローチ 164
第11章 事例研究――多言語状況の管理 172
中国の事例 172
インドの事例 179
ギニアの事例 186
考察 190
第12章 事例研究――言語計画とナショナリズム 194
ノルウェーの事例 194
トルコの事例 199
考察 201
第13章 事例研究――エクアドルのヒバロ人の言語闘争 207
第14章 言語政策と帝国主義――夏期言語協会 ?216
概観 216
最初の批判 218
エクアドルの事例 224
どのような言語政策か? 226
第15章 文字戦争 230
マンデ語アルファベットの事例 230
ソ連の事例 233
中国語の事例 236
考察 242
第16章 単語戦争 246
第一のアプローチ 246
バンバラ語の事例 248
新語とイデオロギー 252
第17章 塹壕戦 フランス語の場合 258
フランス語の拡大 258
フランス語が拡大し、後に後退した理由 261
ケベックにおける小競り合い 264
フランス語の「防衛」 270
無力さと排外主義の間で 272
フランコフォニー 276
第18章 平和主義幻想とエスペラント 286
歴史的道標 286
エスペランティストのイデオロギー 291
社会言語学的アプローチ 295
結論 299
訳者あとがき 302 |