時代の荒波に翻弄され続けた 場面は、まばゆいシャンデリアが照らし出す、 サンスーシ宮殿での優雅なコンサートの情景。 伝説の啓蒙絶対君主フリードリヒ大王を取り囲んで、和やかな雰囲気に溢れるこの絵は、のちの時代に形成される国王のイメージにともなって、さまざまに解されることになる。 画家は100年前の王の姿に何を見たのか? 王を囲む聴衆はいったい誰なのか、奏でられているのはいかなる音楽か? 綿密な考証をもとに、ドイツで最も著名なこの絵の本来の意義を探る。 [書評] 定価=本体 2,200円+税 |
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[目次] (表題作品のカラー折込図版を巻末に収録) |
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