ローマの誘惑
西洋美術史におけるローマの役割
[著者]石鍋真澄・幸福輝・大保二郎・佐藤直樹・喜多崎親 [編者]喜多崎親
ローマこそ芸術家あこがれの都。 ルネサンスやバロック芸術の中心地であったローマ。古代遺跡が残り、ヴァチカンが鎮座するこの輝かしい都はヨーロッパ各国の芸術家たちに何を授けてきたのだろう。 〈成城大学文芸学部 公開シンポジウム報告書〉
[書評・紹介] 『図書新聞』2021年4月10日、評者:新保淳乃氏 『月刊美術』2021年3月号
定価=本体 1,500円+税 2021年1月25日/四六判並製/160頁/ISBN978-4-88303-522-9
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[目次]
まえがき 5
石鍋真澄 ローマから見たイタリア美術、そしてヨーロッパ美術 9
幸福輝 ふたりのヘンドリック ─―ローマのオランダ版画家たち 38
大保二郎 ベラスケスのイタリア遊学 ─―ローマでの教訓と実践 63
佐藤直樹 ヴィンケルマンのアポロ主義とラファエッロ主義 88
喜多崎親 フランス近代絵画とローマ 109
ディスカッション 132
あとがき 155